Former Ford Factoryで日本占領時の展示を見ました

訪問日

2017年7月12日(水)

Note

12 July
マックスウェルでお粥とクエコスイ食べた後、ほんとは遠出してスンゲイブロウでも行ってみようかと思ったのですが、ホーカーから出たら土砂降りだったので一旦ホテルに戻って装いを街歩き仕様に変えて出直しました。
バスに乗ってブキティマを超えてしばらく行ったこちら。
「Former Ford Factory」(フォーマー・フォード・ファクトリー)です。

ここはその名の通り旧フォード工場で、現在は日本占領時つまりシンガポールが「昭南島」だった頃の資料を展示しています。

昨年あたりに全面改装?されたのかな。改装後に「SYONAN MUSEUM」にする予定であったところSNSなどで「苦しい時代であったSYONANの名前を入れたくない」と猛反発があったと記憶しています。

人が多そうな土日は避けて、平日の午前中を選びました。

受付で「Citizen(シンガポール国籍)ですか?」と聞かれてドキッとして「違います」と言ったら「PR(永住者)?」「…違います」

日本人であることが後ろめたいので緊張が走ったのですが、「じゃあ$3です」 なるほど、国民と永住者は無料なんですね。

年代ごとに歴史的な背景の説明と資料の展示があります。

フラッシュのない撮影はOKでした。

当時の日本の本や、軍の資料など。

この旧フォード工場はイギリスから日本へ統治が変わった際の調印?が行われた場所でもあったそうです。

日本占領下では日本語の勉強をさせられました。

熱心に進んで日本語を覚えているように見えるシンガポール人達。
本当のところの心中は、こうして日本向けに書かれたものとは違うでしょうね。
日本政府発行の紙幣など、貴重なものが色々とありました。
そして、当地から日本へ宛てられた手紙も。
祖国の親しい人たちを思いながら書かれた手紙に涙が止まりませんでした。
戦争して誰が幸せになれるんでしょうか・・・。
展示の最後の部屋では昭南島時代を生き抜いたシンガポール人が日本占領について語るビデオが流されていました。
見てきた展示資料は勿論日本に対して否定的なものでしたが、最後に「許すべきだが忘れてはいけない。苦しみを抱き続けるためではなく、歴史から学ばない者はまた犠牲になる。」
「占領時は悪いことが沢山起きた。日本人は全員悪い奴だろうと思ってた。しかし、時が流れみんながみんな悪い人ではないと気付いた」
「ずっと日本になんか行きたくないと思っていたが、戦後何十年も経って日本を訪れ戦時中の食糧難や原爆のことを教えてもらい、彼らも同じ様にもしくはある側面では私たち以上に苦しんだと学び考えが変わった」
等々語られていました。
改めて戦争の恐ろしさやそれが無意味なことを痛感すると同時に、この歴史的背景がある国でいつも日本人である私を温かく受け入れてくれるシンガポール人達の懐の大きさに改めて感謝し、シンガポール好きで良かったと思ったのでした。
昭南島関係は他にチャンギ博物館や国立博物館にも展示されていますが、やはりここが一番詳しく多くの貴重な資料があります。
1番目の写真の観光地でお馴染みの案内板には日本語表記がなく、あまり日本人の訪問を想定していないのかな…と思うのですが、説明は英語ながら展示物は日本語のものも多いのでわかりやすいです。何度かシンガポールへ行くうちの一度は是非行ってみてほしいなと思います。
私もまだまだ昭南島時代について理解が浅いので、勉強してから再度訪れたいなと思っています。

アクセス

Former Ford Factory
351 Uper Bukit Timah Road
月~土 9:00-17:30
日 12:00-17:30

ameblo記事へのコメント
次回行きたいです。
そう。戦争しても、誰も幸せにならない。
それは真実ですよね。
それなのに、今だんだんとそちらの方向へ
流れて行っている気がします。すごく嫌です。 By lovehorseさん
>lovehorseさん
過去に沢山の人が悲しい思いをしたのに、何故また繰り返そうとしてるのか…とても嫌ですね。
次回是非こちらへ行ってみてください。ブキティマロードを北上していくだけでバス停からも近いので、バス慣れしている私達には行きやすいところです。 By una
ここ、全く知りませんでした。
教えて頂いて、ありがとうございます。
次回の訪星の目的が出来ました。
今では日本に対して友好的に接してもらえているので
悲しい戦争のことは忘れがちですが、
時々こういうところを訪れて考えたいものです。By Leeさん
>Leeさん
私も、改装の時にたまたまSNSで知ったんです。全然知られていない場所ですよね。是非、次回行ってみて下さい。
私も、日本占領時関連の施設は毎回でなくとも時々訪れたいと思ってます。By una

 

 

 

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