アンティークショップで買ったシンガポールマニア向けのお土産 @ Tong Mern Seng Antiques, Arts & Crafts

タンジョンパガーのアンティークショップは宝探しコーナーのような楽しい場所でした!(*^^)v
今回は私がそこでゲットした自分へのお土産をご紹介します。

訪問日

2019年10月17日(木) この日の旅日記は→

Note

アンティークショップの「Tong Mern Seng」、ちょっと昔の雑貨や家具等見ているだけで楽しいお店でした。

日本まで持ち帰ることを考えるとお買い物できるものも限られてしまうのですが、気軽に持って帰れる古いポストカードがたくさん置いてあったんです。

マリーナベイサンズが出来た頃からかな、急激にシンガポールの街が変わりだして初めて行った時と同じ風景が見られる場所って少なくなってきちゃいました。

ここに置いてあるポストカードにはそんなひと昔前のシンガポールの風景がいっぱあって、懐かしい気持ちになるのです。

厳選して?買ったワタシの戦利品をご紹介しますね!

シンガポールのおみやげポストカード

まずは、再開発前のクリフォードピア。現在はフラトンベイホテルになっているあたりです。

同じ場所の別のポストカードも買ったのですが、

こっちの方がまた更に古いですね。後ろの高層ビルが少ない。
クリフォードピアの後ろのビルの「SHELL」のマークって、私も実際に見たことある気がしていたけど多分気のせいでもっと昔です…よね?

このシンガポールリバーの写真、UOBのツインタワーがまだありません。

もちろんマリーナベイサンズはなく、空き地みたいになっていますね。

こちらは、移転前のマーライオン!!

エスプラネードブリッジも、まだない頃。
マーさんも、ピッカピカですね~(*^^)v 建てられて間もない頃でしょうか。

タイガーバームガーデン(ハウパーヴィラ)!

タイガーバームガーテン自体は、昔も今も大して変わらないと思いますが、お客さん達のファッションに時代を感じます。みんなベルボトム♪

ここはどこだと思いますか?

チャイナタウンですって!
どこの通りなんだろう? ナイトマーケットですごく賑わっています。
今でもこんな風にテントが立ち並ぶ様子は見られますが、かなり小綺麗になっていますよね。

そしてこちらもチャイナタウン。

ベトナムあたりの路上マーケットのようにも見えますね。
道路にごみが散らかっています。でも、後ろの方には高層ビルも。

改めてみると、私が初めて行った頃よりもずっと古い写真ばかりな気もしますが(^^;
行き慣れた場所の古い写真を眺めるのも楽しいものです。
以前は古地図を買いましたが、ポストカードも手軽で良いですね。このまま旅先から誰かに送っちゃうのも面白いかも!

シンガポールじゃない国のポストカード

お店のポストカードの山の中には、シンガポール以外のいろんな国のものがありました。

出張や旅行で買ったりおみやげでもらった物を売りに来るんでしょうね。

「おそらく今後自分が行ったり誰かからお土産をもらうことはないだろう…」というレア感から、この2枚も買ってしまった。

そして日本のも!

JALの航空機ポストカード

CV-880M ジェットアローという機材だそうです。

それから在りし日の築地市場です。

特に気に入っているのがこれ。

東京タワーも昔は周りの建物が低いから存在感がすごい。
これはカッコいい!

でね、実はこのポストカードは使用済みなんです。

一応住所だけボカシ

「皇居、東大、椿山荘に行きその後銀座で買い物をしたんだよ」なんていう旅先からシンガポールの大事な人に書いた1962年のお手紙。
また日本に戻ってきましたよ(*^^*)
切手が残ってたら更に素敵だったなぁ。

どうですか? こういうお気に入りポストカードを探してみるのも面白いですよ。

一生大事にしたい宝物を手にしました!

「シンガポール大好きで30回近く来てる」と言うとアンコーが「そうかーー!」って奥から出してきてくれたものがあります。

日本統治時代の貨幣、通称「バナナノート」です。
お札にバナナが描かれているためそう呼ばれていました。

イギリスが支配していたシンガポールを侵略した日本軍は、それまでのイギリスが発行していたお金に代わり、日本政府発行のこのお金を使用させたわけです。

裏側はこのようになっています。

「…博物館のショーケースでしか見たことがなかったよ…」

まさかタンジョンパガーのアンティークショップで日本統治時代のお金に出会えるとは。

(実際、結構出回っていたりするのでしょうかねぇ。たまに古いお金売っているお店がマーケットの一角にあったりしますが、そういうとこで取り扱ったりしてるのでしょうか。今まで考えてみたこともなかったけど)

私は思いがけないものが出てきて興奮してるのを見て、アンコーは終始笑顔でした。
シンガポール人にとって日本統治時代というのは54年の歴史の中で最も苦しい3年間だったはず。 でもこうして笑顔でその時代の遺物を日本人に見せてくれる。

今が平和であることと、リークアンユーの「Forgive, but never forget」の言葉通り歴史を歩んできたシンガポール人の寛容さに感謝したいです。

アンコーは「昭南島」と封筒に書き込んで「折れないように持ち帰るんだよ」と渡してくれました。

大切にします!

日本統治時代の昭南島については、「Former Ford Factory」「National Museum」「Changi Museum」に詳しい展示があります。
特にFormer Ford Factoryは何故か日本人に全然知られていないのですが、知っておきたい歴史と貴重な展示物が沢山ある非常に中身の濃い博物館です。是非とも多くの方に訪れてほしい…

関連: Former Ford Factoryで日本占領時の展示を見ました
チャンギ・チャペル&博物館

素晴らしいお店でした

どんなもんだかちょっと覗くつもりが、素晴らしいものをたくさん手にできました。
でもまだまだじっくり見たいので、アンコーにお土産でも持って次回また訪ねたいと思います。

買ったものについては記事中で値段を公開していません。
値段のタグが付いてるものと付いてないものがあって、おそらくアンコーもこういう個人商店らしくお客さんとの会話を楽しみながらオマケしたり秘蔵品を出してくれたりetcしてるんじゃないのかな~なんて思うのであえてここでは書かないことにします!

珍しいレトロな雑貨などは、まあそれなりのお値段はするようですが、「アンティークショップ訪問」というよりもちょっと「骨董市を覗いてみる」くらいに気軽に入れるお店です。

是非是非、アンコーとの会話を楽しみながら宝探ししてみて下さい♪

アクセス

Tong Mern Sern Antiques, Arts & Crafts
51 Craig Road

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