マレー鉄道廃線跡ウォーク2022後編 :コモンウェルスからタンジョンパガー駅跡地まで

長い年月をかけて綺麗に舗装されたウォーキングコースになりつつある、「マレー鉄道廃線跡」
タンジョンパガーの旧シンガポール駅跡地周辺までを歩きました。

訪問日

2022年6月11日(土)
この日の旅日記はコチラ → 

コースの概要

今回歩いたのはコモンウェルス駅近くのタングリンホルトマーケットからタンジョンパガーまで。
1時間強のウォーキングとなりました。

ゴールに設定しているタンジョンパガーには「SINGAPURA」と書かれた旧マレー鉄道の建物があるそうです。 余力があればさらにそこから歩いて旧シンガポール駅舎も見たいと思います。

前半として別日にブキティマ鉄橋からコモンウェルスを歩いたレポはこちら↓

マレー鉄道廃線跡ウォーク2022前編 :ブキティマ鉄橋からコモンウェルスまで

コモンウェルスからタンジョンパガーへの長~い道

さてさて、スタートはピーナッツパンケーキを食べたタングリンホルトマーケット近くのアクセスポイントから。

このHDBに向かって右手にある広場の先にアクセスポイントがあります!

前夜に激しい雷雨に見舞われ、足元がかなりぬかっているけど、レイルコリドーに出れば舗装されているので大丈夫。

アクセスポイントは地図上ではこの辺になります。

レイルコリドーに出ると、舗装された道が続く。

水はけも良く、水たまりもないし滑りにくいから降ってさえいなければ足元を気にすることなく歩けそうです。

鉄橋があったり割と視界が開けているように感じるブキティマ~コモンウェルス間に比べ、大きな道路の下をくぐる場所が多いコモンウェルス~タンジョンパガー間。

だんだんと低い土地に歩いてきているってことですね。

途中、こんなわかりやすいアクセスポイントがありました。

アレクサンドラビレッジFCやIKEAに近い場所。
ここからタンジョンパガーのゴール「SINGAPURAビル」までが45分位と出るので、ここからスタートもしくは逆にゴールにしてもいいかも。

この区間を歩いて思ったのですが、ちょっと単調なんだよね。

ほぼ景色が変わらない。

どこか高いところから見下ろせるポイントがある訳でもなく…ずっと緑の中の1本道を行く。

それでも静かで、起伏が少ない歩きやすい道なのはいいんだけど。

1時間以上歩くにはちょっと飽きます。

ワンちゃん頑張れ~

やがてレイルコリドーは大きな道路と並行して伸びていきます。

柵を使ってエクササイズ中のアンティー

ゴールまでずっと並走。
車が多いのでちょっとうるさくなります。

トレイル上で出会った動物・植物・見えた建物

単調な上に「この後チェックアウト…」とか考えながらのウォーキングだったのであんまり印象に残っている景色もないのですが、その中で撮ったもの。

野生?のニワトリ

ウォーキング中に数羽見かけました。

お花も所々に咲いていたので、私のようにチェックアウト前じゃなくて(^^;)
余裕ある時間に歩けばもっと発見できるかと思います。

こちらはアレクサンドラの有名な建物「The Interlace」

はみ出してるとこの部屋は何か落ち着かなさそうに思える。

こっちは昔からのHDBか。

ゴール直前に見えました。

「SINGAPURA」のランドマークビルでついにゴール!

歩くこと1時間強、ついにゴール!

何に使われていたのかわかりませんが、「SINGAPURA」と掲げられた旧マレー鉄道の建物です!

フェンスがあって建物に近づくことはできないけど、昔のまま残されていてテンション上がる!

そのうち、旧シンガポール駅舎同様一般公開されたりするのかなぁ?

ゴールまでのハイライトを短い動画にしました


この建物の先は2022年6月時点では工事中!

レイルコリドーを歩いてきた人々は北側に延びる道に流れていってました。
その先には「Kampong Bahru」のバスターミナルがあるようなので、そこから次の場所へと移動するのが良さそうね。

ただ、私は自転車のニイチャンが工事中の壁を右手へ曲がって走っていったのが見えて着いて行ってみました。

ん?道が伸びてる?

この先はケッペルロードにつながっている…ように見えるのですが、実際にはケッペルロードとの間に深い側溝があり自転車のニイチャンはそこを飛び越えていったみたい。

この左側にある側溝

で、私もつい飛び越えてしまったのですが…
万が一落ちると自力では上がれなさそうだったのでおすすめはしません。
やめておいた方がいいです。

番外編:旧シンガポール駅をのぞき見

という訳でゴールした後ケッペルロード(Keppel Road)に出て、旧シンガポール駅を目指しました。

この辺一帯の工事は、新しいMRT駅の為です。こんなのが貼り出されてました。

2025年に、サークルラインの「Cantonment」という駅になるんだって。

旧駅舎の方に向かって歩いていると、線路だったあたりにいくつかマレー鉄道の遺物が。

この建物は先ほどの「SINGAPURA」からすぐの場所にあります。

ここも一般公開する未来があるのだろうか?

KTM(マレー鉄道)のロゴもあった!

これはそのうち消されちゃうかなぁ?マレーシアの会社だもんね。

間もなくすると、”駅っぽい”建物が現れました!

かつてのシンガポール駅。

でも、しばらく残っていた現役当時の看板とかはほとんど外されてしまっているみたい。

というか、当然だけど廃墟感が増してる…。

この駅舎は残されて新駅開業の時に活用されるはずだけど、ちゃんと綺麗になるのか心配な2022年6月時点の風貌であります。

うーむ。

やっぱり建物って、人が使っていないとどんどん朽ちていってしまうのだね。

2年後にどう生まれ変わるのか、今はその日を楽しみに待ちましょうか。

この駅が稼働している時に来たことないよって方は、是非当時を振り返った懐古記事もご覧くださいね。

廃線跡ウォークの関連記事

・レイルコリドーのアクセスポイントや工事による通行止め等は公式サイトをご参照ください。
Rail Corridor (nparks.gov.sg)

本ブログ中の廃線跡ウォークレポです。

2014年:ブオナヴィスタからブキティマ鉄橋

2017年:ブキティマ鉄橋からヒルビュー

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。