シーク教寺院にて施しの昼食をいただく @ Silat Road Sikh Temple
シンガポールのシーク教寺院を見学した後に、「ランガー」と呼ばれる異教徒含め誰でも参加できる施しの食事を頂きました。
訪問日
2019年10月17日(木) 11:30頃
この日の旅日記はコチラ→ ☆
Note
静かで涼しい礼拝堂で自分も目を閉じて瞑想的なことをしてみるとなんだかとてもリラックスできました。
気づくともうすぐ11:30、ランチの時間です。食堂へ行ってみましょう。
ランガーと呼ばれる施しの食事は
- 朝食 7:30 – 8:30
- 昼食 11:30 – 14:00
- 夕食 18:30 – 20:30
と1日3回振舞われ、異教徒であっても頂くことができます。
「誰でももらえる無料の食事」として紹介されていることも多いのですが、まぁ確かにそうなんだけど、シーク教の「すべての人を歓迎し差別をなくして社会的平等を実現する」という願いの元に行われるものなので、そういう背景は心に留めておきたいですよね。
まだ配膳は始まっていないのですが、多くの人々が食堂に集まっていました。
座席は男性、もしくは家族連れ/女性で分かれています。
食事の配膳前ですが、みなさん飲み物を召し上がっていました。
ステンレスのコップが置いてあります。 右手の容器はお水。
そして「Sweet Tea」「Sugar Free Tea」の札がかかったタンク。
こちらはあたたかい「チャイ」なんです。
砂糖入りのチャイを頂きました。
甘さはちょうど良くて、美味しいです。
食事の配膳が始まると、皆さん一斉に並び始めます。
ひゃ~結構長い列!
女性とお年寄りは配膳台の前にショートカットで並ぶことが許されています。
が、異教徒で何も知らない自分が皆さんの前に割り込んでいくのは気が引ける…と思って、この屈強そうな男性達の最後尾について待つことにしました(^^;
配膳台が目の前に。
こちらでまずプレートを取るようです。
プレートは大小2種類あり、食べきれるか不安だったので小さい方にしました。
このように、順々にプレートの上に盛ってもらいます。
手前の方は寺院に入る時に導いてくれたオジサンです。
前のお兄さん達に続いてチャパティやカレーを盛ってもらいました。
ここで大事件が起こる
大きなスペースにチャパティを乗せてもらい、次にまた別のスペースにライス。
次のカレーの人がライスの上と最後の空きスペースの2か所に盛ってくれました。
次の人が何やら白いどろどろしたものを持っていたので「ライタみたいなやつか?」と思ってカレーの端っこに乗せてもらおうとプレートを差し出したところ…
少し間があった後に、カレーの上にどっぷり乗せられたのが…
ココナッツミルクを使ったデザートでした ( ゚Д゚)
なんか、寒天みたいなのが入ってる(^^;
だから差し出されてちょっと困って間があいたのか…?
という訳でまずはカレー風味になったデザートを平らげました(^^;
カレーもココナッツ風味になってしまったけど(笑)
振舞われたのは豆のカレー。
辛くないマイルドなものですが、とても美味しかったです。
チャパティ2枚にライス、カレーと付け合わせのピクルス、デザートと盛りだくさん。
それからバナナとキャラメルみたいなのが配られました。
出された食事を持ち帰ったり食べ残しを廃棄することは禁じられているので、心配だったら少な目に盛ってもらうのが良いと思います。
ごちそうさまでした!
未知の世界だったシーク教ですが、信者の方々と一緒に礼拝堂で過ごしお食事を頂いてその世界に触れることができて貴重な体験でした。
また、少しお勉強してから再訪してみたいな~と思います!
Tips
- お食事の持ち帰りと廃棄はNG
- 食べきれなさそうだったら少な目によそってもらうのがよし
- 全種類頂こうと思ったら小さいプレートではスペースが足りないので大きいプレートで!
アクセス
Silat Road Sikh Temple
8 Jalan Bukit Merah
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