【2022年6月渡航】コロナ禍のシンガポール旅行④ 日本帰国のためのPCR・ウェブ予約から実際の検査と結果まで
シンガポールが短期旅行者の受入れを始めたとはいえ、まだまだ簡単に腰を上げられない原因として「日本帰国前のPCR検査」が大きいのではないでしょうか。
陽性になったら日本入国ができないという博打的な要素が悩ましいのはもちろん、どうやって現地クリニックを予約するか、現地の検査はどんなものか等もわかりにくいと思います。
今回の記事では、実際に私が行った予約・検査・結果までを順を追ってご紹介します。
これがベストかどうかはわかりませんので(^^;)、あくまで一例としてご覧いただければ幸いです。
Contents
☆出発前PCR検査のウェブ予約
PCR検査は出発1週間前にウェブから予約しました。
日本人クリニックを含め、PCR検査ができるところは沢山ありますので以前の記事のリンクよりご参照ください。 ↓
出発前にやったこと - 日本帰国のための出発前PCR検査予約(出発1週間前)
私の場合は、
・なるべく安い
・でも安心できるクリニック(著名な医療グループ)
・唾液検査できる
・滞在ホテル(チャイナタウン)から近い
ところと考え、 パークウェイシェントンクリニックのワンラッフルズキー医院を選択しました。
予約ページはこちらです。
予約時に順を追ってスクショするのを忘れてしまったので個人情報入力前までですが…
①上記のリンクを開くとこのページ。
タイトルがSwab Test(鼻グリグリ)になっていますがSaliva(唾液)希望の場合もこちらからです。
鼻でも唾液でも$90。 Startをクリックして予約開始です。
② 検査のタイプを選ぶ。
Pre-departure PCR Test Only (Age above 12) が選択されていることを確認し、Next
③ 短期旅行の場合は右の 「For foreign visitors or manual entry」を選択
④ 個人情報を入力します。
ID NumberはPassportを選択しパスポートナンバーを入力。
Contact NumberはSMSが受信できる携帯番号を。
⑤ この後、
・鼻腔 / 唾液の選択
・クリニック
・アポイントの時間
を選ぶ項目が出てくるはずですので、選びます。
※出発前PCR検査はフライトの時刻から72時間を切り、かつ48時間前までにする必要があります。
私が乗るSQ638 23:55発の場合は72時間前は夜中なのでその翌日中、つまり出発2日前に行う。
クリニックによって検査結果が出るまでの時間や受け取り方法(直接クリニックに行く必要があるか、メールで送られてくるのか)等異なりますので、決められた時間内かつ確実に出発前に結果を受け取れることを確認してください。
⑥ 最後に確認し申し込みが終了すると同時にEmailとSMSが送られてきます。
あれ?と思ったのですが、検査料の支払いはありませんでした。現地での決済になるようです。
☆検査前の注意点(唾液検査の場合)
とにかく陽性を出さないのが大きな課題になるので対策しながら過ごすことは大事。
体感ですが、日本で気を付けていることをそのまま続ければよいのではと思います。
唾液検査の場合、検査前1時間は以下のことを守ります。
・飲食禁止(水すするのはOK)
・歯磨き、マウスウォッシュ禁止
・喫煙、ガム禁止
ウッカリしてしまわないように注意です。
☆当日の検査(Shenton Medical – One Raffles Queyクリニックにて)
ークリニックまでの行き方
予約したのはシェントンウェイにあるワンラッフルズキーというビル内のクリニック。
ホテルから歩いてきましたが、MRTだとダウンタウンが近いかな?
ここで1点注意。もしこちらないしシェントンウェイにあるいずれかのクリニックで平日朝に検査する場合は、時間に余裕をもって向かった方がいいと思います。
このエリアは信号が多いのですが通勤の人や車が多い時間帯は、信号のないところで道路を渡ったり信号無視したり、他のエリアでやってるようなことはできない(え?他でもしないって?(^^;))。また、高層ビルに囲まれてるのでGPSがバグることが多い気がする(気のせいですかね…)
そんなこんなで、余裕持って出てきたはずなのに結構ギリギリに到着しました。
エリートのオフィスが集まるビルって感じだぜ~
9階に上がりたいのですが、IDがないとエレベーターに行けません。
奥にある受付に行ってみると、パスポート提示して携帯番号(日本のでOK)を聞かれワンタイムIDカード的なのをくれました。
このQRコードをゲートで通してエレベーターへ。
9階に上がりこちらの方へ進む。
どこだ?
あっ、ありました。こちらがクリニックの入口です。
ー受付と検査
まずは受付でパスポートを提示し書類の必要箇所へサインなどをします。
検査方法、帰国便の確認や現在泊っているホテルと部屋番号も聞かれました。
終わるとドクターに呼ばれるまで待機。
予約時間ピッタリくらいに行きましたが、3~4人検査待ちで、順番が来るまで結局15~20分位待ったかもしれない。
やっと呼ばれて部屋に入ると気さくなドクターが説明してくれます。
「唾液検査ですが、日本で行われているのとちょっと違います」
えっ(^^;)
どちらかで見たのですが、「喉を鳴らして唾を出す」とかいうやつだ…( ;∀;)
ドクター 「まず喉を”カァァーッ!カァァーッ!”と鳴らしてから”ペッ”と唾を吐いてね」
「いや、ジジイじゃねぇか!」
…と突っ込んだりはしていませんが(当たり前)、まさにあのカーッペッ!って具合のようです。
これに結構苦戦しまして…
なかなかうまく喉は鳴らなくて唾が溜まらないの(´;ω;`)
そのうちドクターが「…うん、普通に唾ためて吐くのでいいわ」と言ってくれたので喉鳴らしからは解放されたのですが、それでも結構溜まらないものですね(ちなみに初PCRでした…)
よく対策法として言われている「スマホですっぱいものの画像を検索して唾ためる」ってのを試したりして、何とか規定量に達しました。(そんなことしてる人いないみたいでドクターが笑ってました(^^;))
かなり時間かかってしまって待っていた人(日本人も数人いた)に申し訳ない…
私の次に検査室に入っていった人、日本人だったけど入ってすぐ出てきた。多分鼻でやったんだろうな。
一瞬痛いだろうけど、鼻の方が実は簡単なんだろうか…
待合室に戻り$90を支払ったら終了です。
クレジットカード支払い可ですが、JCBは使えないようでした。
☆検査結果の受信
ウェブ予約の画面に
For standard PCR test (saliva-based), you will be informed about your test results within 24 hours. Please arrange for supervised collection at the clinic.
とあったのでてっきり翌日またクリニックに行く必要があると思っていたのですが、会計時に「明日14時にメールで連絡します」と言われたよ。
さらに、検査当日の17時頃には結果がEmailで送られてきました!
英文のみのものと、日本政府のフォーマットのもの2通が別々に来ました。
暗号化されて添付されており、解凍したらすぐに見せることができる場所(私はiPhoneの”ファイル”)に保管しておきます。
この後、この陰性証明は
・日本帰国時にファストトラックを通るためのMySOSの事前手続きでアップロード
・チャンギ空港でチェックイン時に提示
・成田空港到着時に提示
と複数回提示する必要があるので、わかりやすいところに保管しておくのが良いです。
プリントアウトできる環境であればするのがベターですが、できなくても問題ありませんでした。
☆PCR検査まとめ
いやぁ、普段のシンガポール旅行に”PCR検査”が組み込まれるだけで結構面倒くさいことになりますね…。
個人旅行の場合はこれを全部自分でやらなければならないのも、頭を悩ませます。
予約と検査に行くのは非常に面倒でしたが、クリニックももう慣れたもので結果の送付も思ったよりだいぶ早く、言われなくとも日本のフォーマットで証明を出してくれたりといざ行ってみたら不安なことはありませんでした。
ただ、やはり全部英語で…となると万一陽性になったりイレギュラーなことが起きた場合に大変なので、手続きを英語ですることが既にストレスであれば、そこはシンガポール。日本語でできる機関がいくつもありますので多少料金が高くなってもそうした方が良いと思います。
早く帰国時の手続きが簡素化されるよう祈りつつ…今宵はここまでにいたしとうございまする。
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