【SGウォーキング】ツリートップウォークと昭南神社遺構を見るトレイルウォーク

毎回シンガポールで楽しんでるウォーキング。
前回で念願のマレー鉄道廃線跡踏破を達成したので、今回は自然あふれるマクリッチ貯水池の周囲を歩いてみました。

訪問日

2024年9月20日(金)午前中
この日の旅日記はコチラ→

Note

セラングーンガーデンFCで朝ごはんを食べた後、バスに乗って「Flame Tree Park」というバス停まで来ました。

スタート:トレイル入口

バスを降りて裏手の道に入ると、トレイル入口です。

「Windsor Nature Park」(ウィンザー自然公園)と案内板が出ているところから入っていきます。

Googleマップでいうと、トイレのあたりからです。

トレイル上はトイレの場所も限られるのでここで入っておくのをおススメ。
ウォーターサーバーもありますよ。

スタート時間は9:00でした。

ツリートップウォークへの分岐点と休憩スポット

スタートから少しの間はボードウォークを歩いて行きます。

小川が流れているような場所もあるけど、あまりきれいではない。
お魚も見られませんでした(^^;)

何やらメンテナンス中のお知らせを発見したのでフムフムと読んでみる。

ツリートップウォークにいくなら別のルートを通ってねというご案内。

そう、ここの自然公園には吊橋を歩いて渡るコースがあるのよね。
結構遠回りになってしまうので今回は歩くルートに入れてないけども…

と思ったら後ろから歩いて来たアンコーが

「ツリートップはあっちだよ! めちゃくちゃ遠いぞ!!」
と声を掛けてきた。ま、行かないですけどね…と愛想笑いしてると
「You have a whole day!」(丸一日あんだろ?)と言い残してショートコースへと去っていきました。

確かに丸1日あるし、次いつここ歩きに来るかわからんし。行ってみようかな!

と、ついつい旅行者のノリでツリートップ方面へ歩き出してしまいました。
これが後で効いてくるんですけれども。

舗装されている道、いない道、ひたすら歩いてきたらレンジャーステーションが見えてきた。

この時点でもう40分歩いています。

この建物周辺に何匹かおサルさんがいて、ベンチにも座ってた。

暑くてしんどかったけど、手ぬぐいを冷たい水で濡らして硬く絞ってからほっかむりにしたらだいぶ涼しくなりました。

9:45 ツリートップウォークに向かって再び出発。

ツリートップウォークを歩く

レンジャーステーションから歩くこと10分位。
ツリートップウォークに到達しました!

こんな風に小屋があり、管理の方がいますが料金を取っているわけではありません。
ツリートップウォークは一方通行なので逆行しないようになど見守っています。平日であまり人もいなくて暇なのか、通った時に管理人さんはマレー語のドラえもんをスマホで見ておられました(笑)

さてこちらが吊橋です。

幅は狭く、並んで歩くことはできないです。
追い抜くときはお互い身体を横にして…って感じ。(先に渡っていた女子たちが立ち止まってセルフィ―大会を開催していたので、抜かさざるを得なかった)

足元は、下が見える仕様になっております!

ワタシはそこそこ高所が怖いのですが、踏み抜く可能性がない&しっかりとした手すりと網に囲まれているのでこの橋は大丈夫でした(´▽`) ホッ

橋の上からの景色はというと…

緑に囲まれていて、かろうじて貯水池が見えるくらい。

橋渡った後に続いてる階段が地味にきつかった…

展望台と昭南神社遺構

ツリートップを渡り終えて、本来予定していたコースまで戻ってきたらもう10:30。 1時間半ほど歩いているよ。
まだまだゴールは遠いのにな…

と、そこになんだかシンガポールの自然公園には不釣り合いな石橋の欄干のようなものが現れました。

橋の名前を記すような枠もある。

とても日本っぽい造り。

この辺りに第二次世界大戦の日本占領時に「昭南神社」という日本の神社があったのですが、これもその参道にあったものかも知れない…!

今回のウォーキングではマクリッチ貯水池にあるという”参道の橋桁の跡”を見たいと思っていたのですが、トレイル上にこんな石橋の名残があるとは知らなかったです。

そこから5分も歩かぬうちに、展望台が見えてきた!

ここも上ってみようと計画していたのです…
既に疲労困憊で階段なぞ上りたくないのですが…えいやっ!と一気に上がっていく!

上から見た景色は、こちらもほとんど緑!

吊橋から見たのとあまり変わらない…(´;ω;`)

ゼエゼエいいつつまた螺旋階段を降りて、またトレイルを進んで行くと…

あっ!

またも先ほどと同じような石橋の欄干が!

コチラのほうが凝っていて、より”参道の石橋”感があります。

崩れかけている箇所もありますが…

戦争遺構なので、良いものではないですが…
残しててもらえているのはありがたく思います。

さらに歩くと貯水池に出るのですが、コンクリートの杭のようなものが並んでいます。

これもどうやら昭南神社へ続く橋(水門?)の跡のようです。
ネット情報だとこの杭の他に貯水池の向こう側(神社跡地)まで点々と続く橋桁のようなものが別にあるようでしたが、それは見つけられませんでした。水嵩が増していたのか、私が探せなかったのか、無くなってしまったのか…わかりません。

ちなみに、昭南神社跡地には今も階段や手水の跡が残されているみたいです。

しかしながら、跡地まではトレイルは続いておらず「立ち入り禁止区内」の道なき道を進むことになるようなので行くことはできません。
(実際行った人の写真等はネット上で見れますが)

野生動物との遭遇そしてゴールへ

貯水池に出ると一気に視界が開けます。

この辺はゴルフコースになっているらしい。

スタートからツリートップ、展望台を経由してここまで来て2時間が経過しております。くたくたです。

ゴールに向かう手前にまた森の中に入るのですが、急にオオトカゲが出てきてめちゃくちゃビックリした!

でっかいトカゲは苦手なので距離を取ってズームで撮りました(^^;)

そして最後の最後、ゴール目前になってサルの大群と遭遇してしまいました(´;ω;`)

通過してから撮りました

森の中の1本道に、実に10匹くらいのおサルが等間隔に並んでいるのです
(´;ω;`)
上の写真だと2~3匹しかいなさそうに見えますが、ズラーっといたんです。しかもみんなこっち見てるんです。
どうしよう…。

もう2時間以上歩いて体力も限界。ゴールであるローニ―ロードへの出口まではあと5分… 引き返して遠回りはしたくない(´;ω;`)

というわけで、非常に危険な賭けでしたが、絶対にサルと目を合わせないようにして、スマホもしまい込んで、静かにサルの前を通過して事なきを得ました。
ほんとに怖かった…

平日で人も少なく、前後歩いている人もいなさそうだったし。
もし襲われていたら大変なことになっていたと思います。結果的には無事通れたけど、私の選択肢が正しかったのかはわからないです…。

なんだかんだありましたが、ようやくゴールです!!!

スタートから2時間25分かかった( ;∀;)

歩いてきた軌跡はこんな感じ。

8kmだって(^^;)

前日にインドネシアから移動してきて、無理をし過ぎました。
公道に出た辺りから急激に腰が痛くなって歩くのが困難に…

何とかバス停まで来れましたが、1人なんだし無理しちゃダメだなと反省しました。
ツリートップはやはり次回にしておくべきだったな。

今回のルート、Googleマップでつなげてみるとこんな感じでした。

同じポイントでスタート・ゴールする場合は、ツリートップは省略するのをおススメします!

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