【シンガポール旅懐古録】2008年3月④ 珍スポット「ハウ・パー・ヴィラ」潜入レポVol.2

とってもカオスなシンガポールのB級スポット「Haw Par Villa (ハウ・パー・ヴィラ)」。
愉快な展示が満載の園内を引き続きご紹介します。
「ハウパーヴィラって何ぞや？」の説明を含めた潜入レポ第1弾はコチラ↓でどうぞ。

【シンガポール旅懐古録】2008年3月③ 珍スポット「ハウ・パー・ヴィラ」潜入レポVol.1

日程

2008年3月8日 ～10 日
この記事は1日目・3月8日午後

ありがたいお話のヘンテコな展示

園内には、中国の逸話に由来したありがたい教訓を添えた展示が色々あるのだが、インパクトが強烈過ぎて心に響いてこない(笑)

これナニ？？？

一見、お姉さん方に言い寄られている青年に見えますが、西遊記の中の一コマらしく、「三蔵法師一行が寄った村の蜘蛛の妖怪が女性に化けて”食べると不滅の身体になる”と言われている三蔵法師を食べようとしているところ」

そういえば猪八戒もいましたが…

これは酔っぱらって倒れた訳ではなく、蜘蛛の妖怪に糸で縛られて身動き取れなくなった図ですって。

説明文を撮り忘れたので詳細がわからないけど、これは悪いやつが懲らしめられているのか？？

優雅なお姉さま方。

これは「忠誠心」というタイトルがついています。

いわゆるイソップ童話の「友達と森の中を歩いてたらクマに遭遇して1人は木の上、もう1人は死んだふりした」という話。　死んだふりをした方にクマが「あんな奴とは友達やめな」って囁く…

なんだけど、ここでは木に登った人はもう1人にクマがいると知らせないままさっさと自分だけ逃げたのに結局クマは木に登った方を追いかけて殺してしまったんだって。「友達には忠誠心を持って接しないと大変なことになりますよ」って教訓が書いてあった…。（でも展示では死んだふりの方も足食われてないか？）

こちらは「お～い、忘れ物だよ！」

ではなく、「勤勉と怠惰の2人の若者がいて、父親が亡くなる前に店の経営を任された怠惰な若者が勤勉な若者に助けを求める図」”若いうちに一生懸命働かないと一生後悔します”の教訓らしい…。

ギャンブルに興じるオヤジ達。

そのうち1人が家族でやっている雑貨屋さんに大勢のお客さんで溢れてしまい、奥さんが息子に「親父を呼んできておくれ」と使いに出したところ、途中で息子が交通事故に遭ってしまった。

結局これが元で離婚することになり、大切な息子も家族も失くしてしまいましたというお話。

難破船が登場。

しかし、この若者だけは亀に乗せてもらって助かりました。

この若者は亀が好きで、以前市場に売られかけていた亀を助けたところこうして恩返しされたという浦島太郎的なお話でした。

後ろの方では船から放りだされた上に魚に食われちゃってる…。

ジオラマは面白いけど、説明文はなかなかヘビーなお話でちょっと疲れます。

お面・お釈迦様・動物たち

ここまで来るともう変なジオラマには慣れてしまってる。

こんな面が現れても「フーン」とまとめて1枚だけ写真撮るくらい(笑)

「平安」と書かれた賽銭箱のお釈迦様。

何故かオーストラリアの動物たちがいました。

「アイーン」してるゴリラ。

顔だけ動物の人たち

最後は身体は人間だけど顔は動物。

怖いよ～。

何やら揉めてそうなニワトリの男女の奥にはもう1人の女。

三角関係か…？

珍スポット好きにはツアーがおススメかも知れない

まだまだ、写真に収めていないジオラマや変な展示はいっぱいあるのですが、全部撮ってもいられないのでこの辺が限界でした。

ハウパーヴィラのウェブサイトを見ると、現在休止しているとありますが「ガイド付きツアー」を大人$10、子供＄5でやっているみたいです。

こういうスポットが好きな人ならばガイドを付けたほうがより楽しめるかも知れないですね。
私も次に行く時はツアーに参加してみようかな…。

ハウパーヴィラってただの寂れた珍スポットという印象だったのですが、どうやら最近は音楽や食べ物のイベントなども行われるような場所になっているみたいです。

リノベーションが2021年3月で終了たら、ペイントも綺麗になって写真映えするかも？
しばらく行ってない人も、行ったことない人も、シンガポール旅行できるようになったら「Haw Par Villa」に行ってみてはいかがでしょうか♪

\みんな来てねー！/

 

 

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Haw Par Villa
262 Pasir Panjang Road
Haw Par Villa
※リノベーション工事の為休園中2021/3/31まで休園中です

2008年3月の旅

① シンガポールストップオーバーホリデーの旅でペニンシュラ・エクセルシオールホテルに宿泊

② ホンリム・フードセンターで人気のマッシュルーム・バクチョーミーを食べる

③ 珍スポット「ハウ・パー・ヴィラ」潜入レポVol.1

④ 珍スポット「ハウ・パー・ヴィラ」潜入レポVol.2

⑤ ハーバーフロントのタイガービールシアター＆ビボシティとチャターボックスのチキンライス

⑥ テッカセンターのホーカーでキャロットケーキの朝ごはん。マーケットも覗いてみました

⑦ リトルインディアの裏道には中国寺院もあります

⑧ 経済飯ってナニ？チャイナタウンのピープルズパークで食べてみた

⑨ 在住日本人にも大人気！チャイナタウンの「京華小吃」（チンホア）でジューシー餃子とスープたっぷり小籠包

⑩ 伝説の”アニーさんのピーナッツアイスカチャン”を初めて食べる

⑪ マーライオン公園から建設中のマリーナベイサンズを発見！ブギスのオーラ占いにも挑戦しました

⑫ ストローで飲む小籠包とは!? かつてブギスジャンクションにあった「南翔饅頭店」でトライしました

⑬ アルバートセンターFC「永興」のフライドホッケンミーと「Chewy Junior」のもちもちシュークリーム

⑭ シンガポール航空機内食 SQ638 SIN – NRT

⑮ シンガポール航空機内食 SQ637, 235 NRT – SIN – BNE